PEOPLE. 2

技能職

絶対に製鉄所を
停めないという
使命のもとで

水島事業所 設備工事部

太田 大智

Daichi Ota

PROFILE

岡山理科大学総合情報学部建築学科卒。
マンション施工会社、ビル管理会社を経て2020年入社。
製鉄所に関連する業務ならではの安定性に惹かれて、メガテックへの入社を決める。

現在の仕事

水島事業所設備工事部で、製鉄所内の各種設備の更新・入れ替えの施工管理を担当。施工前の見積もり作成から始まり、受注後の各種書類の作成、施工中の工程・品質・安全管理、施工後の報告作業まで、一通りの業務をこなしている。

STORY 01

将来性やワークライフバランスに惹かれて

前職はビル管理会社に勤めていました。転職を決心した一番の理由は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって一気に業績が悪化したことです。将来に対する不安が大きくなり、安定した企業への転職を考えるようになりました。当初、メガテックのことは社名も知らなかったのですが、調べてみたところ製鉄所内の仕事ということに惹かれました。“鉄”ならば、この世からなくなることはありません。将来にわたって安定した業績が期待できると感じました。またワークライフバランスが非常に整っている点も魅力的でした。前職では突然の休日出勤も多く、休みは非常に少なかったのです。その点メガテックならば土日はしっかり休めることに加え、有給休暇も取りやすい環境です。長く働くにはこうした点も大切だと考えました。転職を決意したとき、私は29歳。うまくなじめるかという不安はありましたが、皆さん快く私を受け入れてくれ、違和感なく新しいスタートを切ることができました。10歳下の社員も気軽に話しかけてくれます。社員のことを大切にする社風は、こんなところにも表れていると感じました。

STORY 02

現場で学びながら育つ

製鉄所内の設備はどれもスケールが大きく、見たこともないものばかり。当初は私にできるか、自信はありませんでした。しかし責任ある仕事を任せ、現場での経験を通じて育てていくのが当社のスタイル。私もすぐに現場に配属され、わからないことはその場でスマホで調べ、それでもわからなかったら現場の職人さんに質問するという繰り返しで、知識を増やしていきました。聞かれたことに対して皆さん快く教えてくれるので、「畑違いなので自分にわからなくて当たり前」と、堂々と質問することが大切です。現在携わっているのは冷却装置のポンプや段差解消のホールブリッジなどの施工管理。工程(スケジュール)や品質(仕様)、安全などを確認しながら職人さんたちに指示を出し、予定通りに仕上げていくことが使命です。万が一にも製鉄所の操業がストップするようなことは許されません。責任は非常に重く、それがやりがいにも繋がっています。予定通りに作業が終わり、設備の入れ替えが無事に終わったときは、やはり大きな達成感が得られます。製鉄所の信頼に応えられたという実感は、代えがたい喜びです。

STORY 03

施工管理のプロフェッショナルに

以前マンションの建設現場で施工管理を担当していたので、対象となる建設物は違っても、施工管理の経験は十分に活かせていると感じます。大切なのはコミュニケーション力。職人さんに的確な指示を出すのはもちろんのこと、普段の挨拶や会話も大切にして、私の言葉がしっかりと届く関係づくりに努めています。現在は仕事の幅も広がり、見積書の作成も担当するようになりました。今後はリスクアセスメントのための要領書の作成や、事前の段取りなども手がけるようになっていくことでしょう。また製鉄所から受け取った図面をチェックし、施工に不都合が生じそうな点があったらフィードバックすることも大切にしています。そうした日々の取り組みを通じてお客様からの信頼を重ね、いずれは施工管理のすべてを任されるようなプロフェッショナルを目指していきたいと考えています。私が心がけているのは、気になることはしつこいくらいに質問する「なぜなぜ人間」であることです。これから当社に入社される方にも、ぜひ「なぜ」を繰り返していくことを求めたいと思います。自ら貪欲に疑問を解消しようとする習慣は、成長していく上で不可欠の姿勢ですから。

OFF SHOT

フットサルを満喫する休日

高校時代の同級生とつくったフットサルのチームで、月2回、活動しています。勝利という目標に向けて仲間と一緒に汗を流すプロセスは、とても気持ちいいものです。また社会人サッカーのチームではコーチをしています。こうした休日を過ごせるようになったのも、メガテックに転職してから。ワークライフバランスの大切さを、改めて感じています。